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小松亀一法律事務所は、「交通事故」問題に熱心に取り組む法律事務所です。

その他交通事故

平成26年交通事故法学会参加−大変勉強になりました

○平成26年5月17日は仙台駅午前8時33分発新幹線で上京し、午前11時に定宿赤坂エクセルホテル東急にチェックイン手続をして、部屋には午後3時まで入れませんので、一部荷物を預け、千代田区平河町二丁目にあるJA共済ビルカンファレンスホールを目指しました。「平成24年交通事故法学会参加ー難聴者に配慮?」記載の通り平成24年度(第43回)日本交通法学会定期総会以来、2年ぶりに平成26年度日本交通法学会定期総会に参加するためです。平成25年定期総会は仙台での行事に重なって参加できませんでした。

○事前にグーグルマップで確認すると赤坂見附の赤坂エクセルホテル東急からJA共済ビルまでは徒歩10分位で行けることが分かり、NECノートパソコン「LaVie Z LZ750/NSB」を入れたパソコンバッグを肩にかけて会場に向かいました。午前11時15分頃には会場に着きましたが、JA共済ビルカンファレンスホールは、これまで参加した日本交通法学会の会場では一番立派な会場でした。参加者の数も私が参加した交通法学会ではこれまでで一番多いようにも感じました。

JA共済ビルカンファレンスホール案内板を見ながら会場を目指します
    

案内表示板がきめ細かに設置されておりスムーズに会場に到着できました
    

○仙台からも参加者も、いつもの常連の方以外に比較的若い交通事故に熱心な方も参加しているのに気付き、おそらく全国的に交通事故に熱心に取り組む弁護士が増えており、弁護士会員の参加が増えているのではと予想しました。私が到着したときは、「倉田卓次先生の業績」と題する講演の後半部分でしたが、詳細なレジュメが準備されており、現在抱えている交通事故訴訟事件に役立ちそうな判例・論文が多数掲載されており、これだけで大変勉強になりました。

○正午から昼休みとなりましたが徒歩10分以内で赤坂エクセルホテル東急に戻れますので、一人戻り、一杯720円のアルコール抜きワインを飲みながら昼食ビュッフェを取りました。アルコール入りワインを飲みたかったのですが、お酒に弱い私は、ワインを飲むと昼食後1時間は昼寝タイムとなるのでワインは控えました。午後の講演は、「共同不法行為論をめぐって」、「損害賠償における『割合的処理』をめぐって」、「定期金賠償の現状とあるべき姿−法社会学の視点から」と題する講演をいずれも、現在の学会の最先端理論を報告して頂きました。

○いずれの講演もマイクをしっかりと使用されて難聴の私でも殆ど聞き取ることが出来、大変、有益なものでした。しかし、それ以上に有益だったのは、懇親会席上で、現在、私が抱えている最大の懸案となっている事件について、一般自動車総合保険約款起案者で日本交通事故法学会最重鎮M先生と現在の交通法学会を実質仕切られている畏敬するT先生のご意見をお伺いでき有益な示唆を頂き、またM先生からは現在は仙台高裁資料室でも入手できなくなっている約款作成時のM先生作成解説論文を送付して頂けることになったことです。これらが最大の成果でした(^^)。