○当事務所は、交通事故事件が多く、平成24年7月現在20件で殆どが後遺障害等級の争いでの訴訟事件です。後遺障害等級の争いとなる事件では、X線・MRI画像・CT画像の解析・分析が必要で、事務所会議室にはやや大きなシャーカステン(レントゲン写真を貼り付ける白い電灯付きの器具)を置き、連日のように、各種画像と格闘しています。ソニー製のやや高価なデジカメも準備して、シャーカステン上の各種画像を出来る限り、シャーカステン上で見えると同じ体裁に撮影し、「桐de!同時プリント」に入力して、画像内容の解説・補足説明等の文章を加えて証拠説明書として裁判所に提出します。
一例は以下の通りです。
○左の写真ガイコツ君も痛みの箇所の検索等役だってくれていますが、最近は、脊椎専門モデル、腰椎専門モデル、はては脳モデルまで買い込んで、さながら解剖学教室のようになっています(^^;)。書籍で見ただけでは判らない部分も立体モデルで見ると何となく実感が掴めることもあります。脳脊髄液減少症の裁判のために、最近、「頭部(脳)MRI、胸部、腹部、骨盤部CTの正常解剖を素早く、 直感的に調べることができる」との触れ込みの
CT・MRI断面図ウォーカーなんてソフトも買い込んで活用しています。
○この
CT・MRI断面図ウォーカー購入の目的は、正常解剖のデジタル画像取得です。書籍に正常解剖図が掲載されているものが多数ありますが、書籍の図面をスキャンしてデジタル化するのが面倒で、且つ、解像度も相当落ちるため、当初からデジタル化されてる正常解剖画像を欲しいところです。更に正常解剖図と異常解剖図の違いについて、素人にも判りやすく平易な言葉で解説した書籍等が欲しいのですが、なかなかピッタリ目的にかなうものがありません。
○
CT・MRI断面図ウォーカーは頭部(脳)MRI、胸部、腹部、骨盤部CTの正常解剖を素早く、 直感的に調べることができるソフトですが、現在、私が最も欲しいと思っている脊椎の正常解剖画像はありません。「
脳・脊髄のMRI正常解剖 (画像診断別冊)」なんて書籍はあるようですが、残念ながら、紙に印刷したものだけで、これをデジタル画像としてDVD等に保存されているものはないようです。裁判所に異常画像と比較して「桐de!同時プリント」に入力出来る正常画像デジタルデータが欲しいところです。