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小松亀一法律事務所は、「交通事故」問題に熱心に取り組む法律事務所です。

示談代行制度

10年ぶりの交通事故アンケートようやく実施

○私は、「交通事故事件の弁護士奪還を」「交通事故事件熱血取組弁護士募集中」「被害者側交通事故事件への弁護士の積極的関与を!」等記載の通り、交通事故について、昭和49年以降の示談代行付自動車保険の発売による保険会社側スタッフによる示談代行制度普及によって、多くの交通事故事件示談が、裁判基準ではなく、保険会社基準による示談金で解決・終了される事態について、由々しき問題と考え、単に弁護士の業務拡張の視点だけでなく、被害者の権利確保の見地からも日弁連として、積極的に取り組むべきと主張し、日弁連業務改革委員会新分野PTの交通事故部門を担当してきました。

「示談代行制度の問題点−先ず被害者同意要件無視1」記載の通り、平成11(1999)年11月日弁連業務改革委員会において、示談代行付自動車保険による損保会社の社員等による示談代行実態調査のため全国の弁護士に取扱交通事故事件と示談代行制度運用実態についてのアンケートを行いましたが、今般、10年ぶりに第2回目の被害者側交通事故事件についてのアンケートを行うことになり、平成21年10月9日全会員にアンケート用紙がFAX送付されました。

○このアンケートは交通事故事件についての示談代行制度の実態と弁護士の被害者側への取組状況を調査・解明して、今後の弁護士の交通事故件積極的取組方法検討の資料とするものであり、多くの弁護士に回答して頂きたいと願っております。

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             被害者側交通事故事件に関するアンケート
                                   日 弁 連 業 1 第 号
                                   2009年  月  日
 会員各位
                               日本弁護士連合会 
                                事務総長 丸島 俊介
                                         (公印省略)

日本弁護士連合会業務改革委員会では、交通事故事件への取り組み拡大について検討しています。つきましてはその資料とするため、以下の事項についてアンケートを行いますので、 月 日( )までに、Faxにてご回答ください。会員の皆様のご協力をお願いいたします。

第1問 平成21年○月○日現在、相手方に任意保険(以下、共済を含めて任意保険会社を「損保」と言う)のついた交通事故の被害者から損害賠償事件(以下、示談〜訴訟等全手続含めて「交通事故事件」と言う)を受任していますか。( )には受任件数をご記載下さい。

ア) ある 全(  )件 / (内訳)示談交渉事件(  )件 調停・ADR等事件(  )件 訴訟事件(  )件
イ) ない

第2問 あなたの依頼者が弁護士に依頼したのはどのような理由からですか(複数選択可) 。 

ア)当事者では十分に自分の主張ができないから イ)損保の担当者が被害者の話を十分聞いてくれないから  ウ) 被害者本人では、知識・経験等の面で損保の担当者に太刀打ちできないから エ) 損保の提示案があまりにも低いから オ)損保に不当と思われるような言動があったから カ)弁護士に依頼すると損害賠償額が多くなると思ったから キ)その他(           )

第3問 交通事故事件の処理結果について、以下の質問にお答え下さい。

(1)直近に解決した事件3件につき損保の当初の提示額と最終解決金額を具体的に挙げて下さい。
(ex.損保の提案300万円を1000万円で解決した場合は、「300→1000」)
@      →       A      →       B      → 

(2)過去10年以内に解決した事件で、損保提案額から最終解決金額が増えた割合が最も大きい具体的事例を挙げて下さい。(ex.損保提案ゼロを1000万円で解決した場合は、「0→1000」。)
 「        →          」
 
第4問 示談交渉の際に、損保担当者が、被害者やその代理人に対して、問題と思われる発言や行為をしたことがありますか(該当する記号に○:複数選択可)

ア)治療中であるのに、治療費の支払を一方的に打ち切られた(又は打ち切ると言われた)
イ)治療中であるのに、一方的に休業補償の支払を打ち切られた(又は打ち切ると言われた)
ウ) 医者に治療を打ち切るように圧力をかけられた  エ)訴訟すれば、支払を停止すると言われた 
オ)訴訟になれば、かえって賠償額が減ると言われた カ)治療を打ち切れとか、退院するよう圧力をかけられた
キ)言うことを聞かなければ、支払をしないと言われた ク)弁護士に頼むと、賠償額が低くなると言われた
ケ)弁護士に頼むと、弁護士費用がかかるため手取額が低くなると言われた
コ)その他(                           )

第5問 交通事故事件受任のきっかけを、以下のア)からス)までの中から、多い順に3つあげて下さい。

@    A   B

ア)知人や親戚の紹介  イ)他の依頼者もしくは元依頼者の紹介  ウ)顧問先の紹介  エ)電話帳
オ)法律事務所HP   カ)弁護士会HPの弁護士検索   キ)新聞広告    ク)弁護士会の法律相談 
ケ)法律相談センターの紹介   コ)弁護士費用特約に基づく損保や損保代理店の紹介 
サ)コ)以外の損保からの紹介   シ)日弁連交通事故相談センターの紹介   ス)医師・整骨院の紹介
セ)その他(                                          )

第6問 受任した最新の交通事故事件の中には、損保の弁護士費用担保特約を利用したものがありましたか。

ア) あった                イ) なかった

第7問 その他参考事例やご意見がありましたら、お書き下さい(書ききれない場合は別紙をお付け願います)。




         弁護士会     期   (任意記述)会員名                
【 FAX 回答先:03-3580-9888 】お問合せ先:03-3580-9967(担当:日弁連業務第一課)