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小松亀一法律事務所は、「男女問題」に熱心に取り組む法律事務所です。

男女問題ニュース

女は結婚前に悩み、男は結婚後に悩む(上)

以下、ドア日新聞(06/06/11号)からの引用です。

【PJニュース 06月10日】− 将来の結婚相手を想定して魅力的な女性になるために、料理教室、歩き方教室、エステ、フィットネス・クラブ、男性心理についての本など、30─40代の独身女性は真剣に結婚相手探している人は数多い。そんな女性たちの努力と比べれば、結婚相手を射止めるために、一般的な独身男性が払っている努力が特にあるように思われない。「女は結婚前に悩み、男は結婚後に悩む」というアメリカン・ジョークは、日本でも通用しそうだ。

 日本の独身女性と米国のシングル(独身者)女性の事情は違うようだ。50%を超える離婚率といわれる米国社会において、結婚は決してゴールではなく、はかなく崩れ去る現実でもある。そんな事情もあって、米国人のシングル女性は結婚相手を探すために、改めて習い事などはしない。また、しないというより、そんな時間もないともいえる。子どもと暮らす「シングルマザー」も数多く、キャリア・アップのために、仕事を終えてから短大や大学でクラスを受講するのにも忙しい。

 結婚相手を見つけるための就職や結婚退職する女性も、米国社会ではほとんど聞かない。出産を終えれば、仕事に復帰するのは当たり前。子どもを2人以上抱える夫婦になって、保育費などを考慮してハウスワイフ(専業主婦)になる女性はいるが、裕福な男性を捕まえて「永久就職」につこうと考える自立心の弱い女性が生きていけるほど甘い社会ではない。要するに、結婚しないことや、離婚暦を取り上げ、「負け組」や「バツイチ」などの言葉を流行させてたり、そんな言葉を使ったりして喜んでいるような「ヒマな人」は米国社会では見当たらない。

 そのような社会で生きる米国人シングル女性であるが、異性から魅力的でありたいという願いは変わらない。春になって気候がよくなると、夏の薄着に備えてフィットネスクラブに通う女性は数多い。素敵な男性との出会いを求めているのは日本の独身女性と同じだ。

 男性心理や成功する恋のハウ・ツー本は人気が非常に高い。人気コメディアンのジェリー・サイエンフィールドは、女性雑誌に数多く特集が組まれる恋の指南記事をネタに、「『素敵な男性がどこにいるか』って、『ここだよ! ぼくたちはシングル男性はここにいるんだ! 見回して御覧よ。ぼくたちシングル男性は、どこにでもいるじゃないか!」と両手を広げ大声で女性観衆に呼びかけ、笑わせている。【つづく】

※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJニュースはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。