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小松亀一法律事務所は、「男女問題」に熱心に取り組む法律事務所です。

その他男女問題

宮城難聴協会生活支援講座について

○明日18日(土)午後2時から仙台福祉プラザで私も所属する宮城難聴協会生活支援講座講師を依頼されています。昨年に引き続き2回目です。昨年は私の一番得意とする家庭学校論・戦場論中心に講義させて頂きました。

○今年はどのようにすべきか思案していましたが、「行列が出来る法律相談所」形式で行うことにしました。事例を文章で紹介し、その事例について出席者から意見を伺った上で、最後に私が解説すると言う形式です。考え方は色々あると言うことを知って頂ければと思っています。

○問題文の一例を紹介します。
A男とB女は同じ21歳ですが、18歳の高校時代から付き合って既に4年になります。
AとBは、高卒後互いに別な大学に入り、共に現在4年生で来春卒業です。Aは卒業後の就職先は決まっていますが、Bは女子就職難のため就職先が決まっていません。

AとBは付き合って3ヶ月目に肉体関係を持ち、一時はデートのたびに肉体関係を持ち、Bが妊娠中絶したことが2度あります。Aは避妊具を使うことを嫌がり、避妊しないまま性行為に及ぶことが多かったからです。

AとBは付き合って2年目位から一寸したことで口げんかをすることが多くなり、お互いに別れようと決意しとことが数回ありましたが、結局、腐れ縁というかどちらからともなく付き合いが復活して丸4年が経過しました。その間A、Bは何度もAが大学を卒業したら結婚しようと約束し、お互いの親にもそのことを話し、両親にもお互いを紹介していました。

ところがAは大学卒業間際になって両親の猛反対もあり、一寸したことで口げんかが絶えないBとの結婚が不安になり、Bに対し別れを告げたところ、Bは3回目の妊娠が判明し、絶対に別れないし子供も産むと言って聞きません。

Aは、他に好きな女性が出来た訳ではありませんが、妊娠を聞かされてもAのBに対する気持ちは中途半端なままです。しかし、ここまで来た以上AはBと結婚すべきでしょうか。
結婚しない場合、AがBに支払うべき慰謝料はどのくらいになるでしょうか。


○参加者は難聴協会会員で難聴の方、中途失聴の方ばかりで、声が良く聞こえなくても判るようにノートパソコン持参で中央スクリーンに問題文を写しながら講義します。
【多遊】さんからご教示頂いた文字テロップ方式流れ方式も写して見せる予定です。
これで桐に興味を持ってくれる方が出てこないものかと期待しておりますが。